日経トレンディ「2022年上期美容・ファッションヒット大賞」の記事内にて、ロート製薬(4527・P)の「肌ラボ 極潤 エイジングケア」シリーズが好調と取り上げられていました。肌ラボシリーズは、肌に必要なものを必要な分だけ入れる「パーフェクトシンプル」をブランドコンセプトに掲げたスキンケア商品。04年に発売が開始され、低価格ながら、キー成分であるヒアルロン酸をたっぷり配合、無香料、無着色、4つのフリー、精製水を使用するなど製薬会社ならではの品質に、販売本数は累計で2億8,000万本以上を記録。

当初若い世代向けのプチプラスキンケアという印象が強かったのですが、厳選された7種類のヒアルロン酸が配合され、多数の女性誌でベストコスメ1位に選ばれた極潤プレミアムシリーズや、今回のシワやシミに効果があるとされる「ナイアシンアミド」が配合されたエイジングケアシリーズなど、様々な層に対応した商品展開を行い、今や老若男女問わず人気を集めています。

実際コロナ禍に肌育を始めた従兄弟の家の洗面台には「極潤 ヒアルロン液 ライトタイプ」が置いてあり、潤いながらもベタつかないテクスチャーが気に入り、コスト的に首や体などにもたっぷり継続的して使えると、大量ストックしているつめかえ用を見せてくれました。

肌ラボなどスキンケア商品の好調を受け、前3月期の連結業績は売上高、利益ともに過去最高を記録したロート製薬。アジアや欧米など現在20カ国以上で展開し、国内120億円、海外80億円の売上規模となった肌ラボシリーズは、ここ数年注力しているEC(電子商取引)チャネル強化を受けさらに売り上げを伸ばすのか、今後の商品展開とともに注目しています。