6月10日に開始された都内観光促進事業「もっと楽しもう!TokyoTokyo」。東京都民の都内宿泊旅行が1泊5,000円、日帰り旅行が1回2,500円割引されるとあり、予約開始直後から完売するプランが続出。かくいう私も狙っていた楽天トラベルの「東京都のご旅行に使えるクーポン」を配布開始15分後にチェックしたものの、画面には配布終了のお知らせが並んでおり、その旅行熱の高まりに驚かされました。

開始当初、在住都道府県内の旅行を対象に、昨年11月から隣接県への旅行、4月1日からは全国を6ブロックに分け、その域内での旅行にまで割引対象を拡大してきた「県民割」。

感染状況が落ち着いていることを前提についに7月から全国に対象を広げる予定とし、補助額は、最大で1人1日当たり1万1,000円となると発表。また、外国為替市場で円安が進み外国人観光客の訪日ニーズが高まる中、約2年2カ月ぶりに当面は感染リスクの低い国・地域から入国する添乗員付きのパッケージツアー客に限定されるものの、観光目的の外国人の入国が認められるなど、旅行業界にもようやく明るいニュースが届くようになりました。

書き入れ時となる夏休みに向けて、今回のビジネスチャンスを活かし事業拡大を図るのはどの旅行関連事業か、エアトリ(6191・P)、エイチ・アイ・エス(9603・P)、HANATOUR JAPAN(6561・G)などの今後の旅行プランに注目しています。