過熱を見せる「SPY×FAMILY」
無類の少年ジャンプ好きな私だけでなく、漫画愛読者たちが「鬼滅の刃」「呪術廻戦」に続き注目してきた漫画が「SPY×FAMILY」。すご腕スパイのロイド(夫)、超能力者のアーニャ(娘)、殺し屋ヨル(妻)が仮初めの家族を築き、トラブル続きの新生活と奮闘するスパイ×アクション×特殊家族コメディ。
2019年3月より漫画アプリ「少年ジャンプ+」で連載が開始され、閲覧数・コメント数・発行部数における最高記録を次々と更新。少年ジャンプ+史上初の大ヒット作となり、初回無料で読めるマンガ作品でありながら、コミックスの累計発行部数は5月に2100万部を突破しました。
4~6月にかけてテレビアニメ第1クールが放送され、進撃の巨人などを制作したIGポート(3791・S)子会社WIT STUDIOと、約束のネバーランドなどを制作したCloverWorksの2社共同制作体制が実現。OP曲をOfficial髭男dismが、ED曲を星野源氏が担当したことでも話題となり、19の定額制動画配信サービスによる視聴者数は6週連続で首位を獲得。公式アニメTwitterでは97万フォロワーを集め、早々に10月より第2クールの放送が発表されました。
日清食品や、ファミリーマート、しまむらなどによる企業コラボも続々と発表され、3日に発売されたユニクロのコラボTシャツは売り切れが続出、追加生産が決定されました。年末には平成レトロで再注目を集める「たまごっち」とのコラボレーションも決定するなど、まだまだ過熱を見せそうなSPY×FAMILY人気。今後、第3、4とクールを重ね映画化などのマルチコンテンツ化されていくのか、注目しています。
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。