国産化で日本の農業に貢献
クタクタで今日は自炊をしたくない、内臓も疲れているので野菜をメインに摂取したい、40歳を超え季節の変わり目にはこういう疲労困憊(こんぱい)な日が増えてきました。一人でサクッと入れて野菜を手軽にとれる飲食店、探し求めて見つけたのがリンガーハット(8200・P)でした。
九州出身の私には身近な存在でしたが、歳を重ねてからはちゃんぽんを重たく感じ足が遠のいていました。ところが先日、店の前を通ると野菜が山盛りに乗ったちゃんぽんの写真が大きく貼られており、引きつけられるように入店。久しぶりにメニューを見ると、通常のちゃんぽん・皿うどんでも国産野菜が255グラム使用され、期間限定の「秋の彩りちゃんぽん・皿うどん」は彩り豊かな国産野菜が300グラム以上使用されるなど、思った以上に野菜が摂取できることが判明。迷わず国産野菜を480グラム使った「野菜たっぷりちゃんぽん」麺少なめを注文しました。
丼いっぱいに敷き詰められた野菜の量もさることながら、一緒に提供された「ゆず胡椒(こしょう)風味」と「しょうが風味」のちゃんぽんドレッシングにびっくり。かつてラー油をさして味変を楽しんだりしていましたが、ちゃんぽんにドレッシングとは…と半信半疑でレンゲに少量ずつ投入して衝撃、「野菜たっぷりちゃんぽんを引き立てる味」と明記された通り大量の野菜も飽きずに最後まで美味しく食すことができました。
昨年新たなブランドメッセージとして、おいしい野菜を食べる楽しさを伝える「モグベジ食堂」を制定。栽培段階から深く関わった国産野菜100%を使用した野菜中心のメニューを開発するなど日本の農業への貢献にも努めるリンガーハット。円安が進む中、こだわりの国産野菜と60周年記念の販促活動で顧客を呼び戻し3期ぶりの営業黒字化を実現することはできるのか注目しています。
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。