資生堂「DRUNK ELEPHANT」
春風が運ぶ、花粉、黄砂、PM2.5によって肌が激しく揺らぐこの時期。ごわつきや、凹凸、吹き出物など悩みは尽きません。そんな折、メイクさんに薦められたのが、資生堂(4911・P)が2019年に約900億円で買収し、21年に日本上陸したアメリカ発のスキンケアブランド「DRUNK ELEPHANT」でした。
米国市場を中心にクリーンビューティーを体現するスキンケアとして急成長し、アルコールや香料、界面活性剤など肌に悪影響を及ぼす可能性のある成分を徹底的に排除。老若男女使え肌質改善効果が高いと評判なのだ、と教えてくれました。脱マスク生活が進む中で、素肌を整えるのは急務、と早速いくつか購入してみました。
まず、カラフルなデザインに心躍らせ、最後まで清潔に使用できるエアレスボトルの機能性に感動。そして何より驚いたのが「スムージー」と呼ばれる使い方でした。体調を見ながら野菜や果物を選んでスムージーを作るように、肌の調子を見ながら、クリーム、保湿液、美容液などを選んで混ぜて使えるというもの。長年化粧水、美容液、クリームを順に重ね付けしてきた私には驚きの発想でした。
実際にスムージー体験をしてみると、なるほど、混ぜて塗るだけの1ステップでケアが完了。それでいて、例えば「今朝は肌がつっぱるから水分を多めに」とセラムを1プッシュ多めに混ぜるなど、カスタムメイドのオリジナルスキンケアアイテムが完成。季節、体調、睡眠時間などで刻々と変わる肌のコンディションにしっかりと対応することができます。1週間朝晩継続利用した結果、私は素肌に自信が持てるまでに肌悩みが改善されました。
資生堂の中期経営戦略の中で、最重点育成ブランドの1つとして位置付けられたDRUNK ELEPHANT。各国においてブランド価値向上・強化を実現させ、主力グローバル事業として名を馳せるのか、注目しています。
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。