1986年の「ゼルダの伝説」発売以来、長きにわたって人気を誇るゼルダの伝説シリーズから、5月12日に最新作「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム(TotK)」が発売。発売日に会社などを休む「ゼルダ休み」という言葉がSNS(交流サイト)上を賑わすほど話題となりました。

2017年に発売され、数々のゲームアワードを獲得し、世界累計販売本数2,981万本を記録する大ヒット作「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(BotW)」の続編となる今作。前作同様自由度の高いオープンワールドアクションアドベンチャーゲームで、天空、大地、地底、3つの広大なフィールドを舞台に果てなき冒険を楽しむことができます。

今作の注目点は、ある事情で序盤に変化する主人公リンクの右腕。この右腕により前作にはなかった新要素が加わり、よりゲームを楽しむことができます。ここ数日、駅のホームや電車内でNintendo Switchを手にしている人のほぼ100%がTotKをプレーしており、イギリスでは発売翌日の時点でパッケージ版売り上げが今年最大となるなど、国内外においての人気の高まりを感じています。

昨年度発売された「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」が2,210万本、「スプラトゥーン3」が1,067万本、35作品がミリオンセラーとソフトウエア面で好調を見せた任天堂(7974・P)。シリーズ史上最速の販売記録となる、世界累計販売本数が発売後3日間で1,000万本(うち国内販売本数224万本)を突破したTotKは、販売台数の減少が続くSwitchの持続的な成長に寄与するソフトとなるのか、Switch後継機の動向とともに注目しています。