梅雨真っただ中の先日、友人宅でこれからの季節にピッタリなドリンクに出会いました。黄色くトロッとしたそのドリンクの名前は「楊枝甘露(ヨンジーガムロ)」(フルッタフルッタ、2586・G)。元はマンゴーの果肉とかんきつ系フルーツにタピオカを加えココナッツミルクなどをかけたもので、香港で高級コース料理のデザートとして発祥。その後台湾でボトルドリンクへと進化し爆発的な人気を集め、日本に本格上陸。昨年11月に会員制量販店コストコで大型ボトル(1,020グラム)が発売されるや完売する店舗が発生するなど、話題となっています。

友人おすすめの牛乳割りで飲んでみると、濃厚なマンゴーとココナッツミルクのあんばいが抜群で、ぷにぷにとしたタピオカの弾力も楽しく、「飲むスイーツ」という形容がピッタリ。自宅で手軽に南国カフェ気分が味わえます。

Amazonでは現在在庫切れとなっており、もう少し近場で入手できないものかと調べていると、ファミリーマートの関東エリア一部で6月13日に楊枝甘露ミニボトルタイプ（235グラム）が先行発売されたとの情報を発見しました。小型化に伴い従来品とは異なる配合調整をし、1本でも満足感があり、より爽やかに飲み切れる味わいに仕上げているとのことで、早速飲んでみると確かに大型ボトルよりすっきりとした印象で、サイズ感も暑い日にゴクゴク飲むにはちょうど良い感じがしました。

「2023食べ物・スイーツ流行トレンド予測ランキング」(消費者経済総研)でも1位を獲得した楊枝甘露。香港、台湾に続きこの夏、本格的なムーブメントを巻き起こすのか、まずはファミリーマートでの売れ行きに注目しています。