東京都心では観測史上初となる、8月全日真夏日を記録。夏が大好きな私でもさすがに疲れが出始め、少々食が細くなっていました。そんな折、友人に薦められたのが「丸亀シェイクうどん」(トリドールHD、3397・P)。聞けば25日に行われた試食会にて一足先に秋の新商品を食し、その中の一品「凍らせレモンのおろしぶっかけうどん」の絶妙な酸味とひんやり感が残暑の今にピッタリだったと教えてくれました。

手作り・出来立てにこだわる讃岐うどん専門店丸亀製麺が、打ち立ての生きているうどんを振って味わう丸亀シェイクうどんを発売し、本格的なうどんが片手でテイクアウトできるという革新的な商品開発に感動したのが5月。カエル混入により一部商品が販売中止に陥りましたが、その商品力により発売3カ月で累計350万食を突破するなど人気を博しています。先日スポーツ取材に行った際、選手に丸亀シェイクうどんが差し入れされており、糖質、塩分がつるっと手軽に摂取できるのでアスリートにも好評とのことでした。

9月5日より秋の味として「ピリ辛肉そぼろぶっかけうどん」「凍らせレモンのおろしぶっかけうどん」「山菜おろしぶっかけうどん」と、さっぱりからがっつりまで幅広い味わいの3種類が新登場。行楽シーズンというだけでなく、今年の厳しい残暑も追い風となりまだまだ需要が見込めそうです。

アフターコロナのテイクアウト戦略として「外食産業の枠から感動創造業への進化」を掲げ、どこでも楽しめる、よりスタイルフリーなテイクアウトの形を模索していくとした丸亀製麺。体現するシェイクうどんは、販売開始から約2年で累計3,500万食を超えた「丸亀うどん弁当」と並ぶテイクアウト商品となるのか、注目しています。