27年3月期に3,800店舗へ
事業開始から約1年で国内フィットネスジム会員数日本一を達成した定額制コンビニジム「chocoZAP」(RIZAPグループ、2928・札ア)。月額3,278円(税込)は変わらず、新たに「カラオケ」「洗濯・乾燥機」「ピラティス」「セルフフォト」「キッズパーク」「トレサポ」「chocoZAPメディカル」の7種のサービス導入を発表しました。
例えば洗濯・乾燥機利用は事前予約をするだけで、洗剤も不要。カラオケ利用は事前予約後1枠25分、最大4人まで利用可能。ピラティスも事前予約制で1枠25分、アプリ動画で学びながら本格的なピラティスマシンを気楽に利用できます。中でも私が一番気になったのが、chocoZAPメディカル。最大年1回、提携医療機関の頭部MRI検査、または胸部/腹部CT検査などを利用できるというサービスで、通常2万~4万円かかる検査が追加料金なしで受けられるとなると、これだけでかなりの付加価値を感じました。現時点では、各サービス店舗数が限られているものの、順次導入店舗を拡大予定とのこと。従来のフィットネスジムにとどまらない新サービスの数々に、これは老若男女問わず人気を集めそうだと感じました。
実際に昨年9月の「セルフホワイトニング」「セルフネイル」などの6種のサービス導入をきっかけに、入会者数が増加。会員数は112.4万人(2月14日)、店舗数は1,380店舗を突破するなど、大きな反響を呼びました。
フィットネス参加率が約3%と言われる日本において、2027年3月期には3,800店までの拡大を目指すchocoZAP 。1日約100円のコンビニジムは、残り97%の潜在顧客をどれほど取りこむことができるのか、予想される25年3月期の黒字化とともに注目しています。
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。