関東梅雨入りの夏至、季節の移ろいよりも先に足の2カ所を蚊に刺されました。ノーガードで蚊の襲来を受けた結果、驚くほど腫れて変色し、しばらく激しいかゆみに身悶えすることとなりました。その日以降、虫よけスプレーに虫よけリングと万全の対策で過ごしています。

そんな話を友人としていると、飼い犬の話題になりました。これからの季節は、犬の負担を考えて朝夕の涼しい時間に散歩をするのだが、涼しい時間帯は蚊にとっても吸血活動が活発な時間帯とのこと。確かに実家での犬の散歩時、顔の周りやお腹の周りを蚊が飛びまわり、愛犬が餌食となっていたことを思い出しました。当時は犬用の虫よけグッズも少なく、とはいえフィラリア症が怖いので、犬用蚊取り線香を腰にぶら下げて散歩していた、と伝えると最近はペット用の防虫グッズも充実していると教えてくれました。

スプレータイプや、クリップ吊り下げタイプなどを駆使してきた彼女が最近新たに購入したのが、うるおい成分配合で皮膚や被毛にも優しい不織布タイプの「わんテクト タオル 犬用」(アース・ペット:アース製薬、4985・P)。スプレーでは対応していない顔や、塗りにくい手足の隅々など1枚で全身まんべんなく使え、約3時間効果が持続するので散歩にちょうどよく、スプレーに比べて犬が嫌がらないのでこの夏は重宝しそうだと話していました。

2030年には42億6,000万米ドルに達すると予測されているペット用虫除け剤の世界市場(Grand View Research, Inc.)。国内でも年々高まるペットの健康需要を満たし、国内市場をけん引するのはどのメーカーなのか、虫ケア時期本格到来の今、注目しています。