先月末、テレビアニメ第4期「鬼滅の刃 柱稽古編」の最終話放送後、作品の最終章となる「無限城編」の劇場版三部作製作決定を伝える特報が発表され、アニプレックス(ソニーグループ、6758・P)公式YouTubeチャンネルでもティザービジュアルが公開されました。

鬼滅の刃は2016～20年まで週間少年ジャンプに連載されたコミックス累計1億5,000万部を突破する吾峠呼世晴による人気漫画作品。大正時代を舞台に家族を鬼に殺された主人公「竈門炭治郎」が鬼と化した妹「禰豆子」を人間に戻すために「鬼殺隊」へと入隊し、鬼との戦いに身を投じる物語で、19年にテレビアニメ第1期が放送されるや人気に火が付き社会現象化しました。

20年に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、歴代興行収入1位となる404億円超、全世界の累計興行収入は約517億円を記録する大ヒット映画となり、コラボした企業は“鬼滅銘柄”として軒並み株価上昇、株価2倍を記録する銘柄も登場しました。

無限城編は鬼の始祖「鬼舞辻無惨」との最終決戦を描き、物語はクライマックスへと向かいます。単行本を何度も読み返している私は、思い出すだけで涙がにじむ、そんなアツく壮絶で濃厚なストーリー展開を劇場版ならではの映像美や音響で拝めると分かり、早くも狂喜乱舞しています。壮大な完結までに数年を要することもあり、鬼滅ブームの再度の盛り上がりと継続が予想されます。

三部作で興行収入1,000億円超えにも期待が高まる『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』。未発表の公開時期、配給会社などの続報とともに、コラボ企業にも全集中で注目しています。