漢方薬市場のトップランナー
今週の東京は、最高気温31.9℃と3年ぶりに10月の真夏日を記録したかと思うと、翌日の最高気温は25.4℃と乱高下がすさまじく、さらに天候不順に気圧のアップダウンも受け、身体が悲鳴を上げ始めています。そんな体調不良突入時に頼りにしているのがツムラ(4540・P)の医療用漢方製剤です。
秋バテとも称される、疲労倦怠(けんたい)、不眠、食欲不振、この症状が出始めた際には、日々の日光浴と入浴に併せて早々に「ツムラ補中益気湯エキス顆粒(かりゅう)」を。悪寒や喉や鼻の異変など風邪の初期症状を感じた際には「ツムラ葛根湯エキス顆粒」を。仕事柄声帯を酷使し、声枯れの兆候を感じた際にも医師に相談して適宜漢方の処方をしてもらっています。
生理不順や、産後不調、更年期障害など女性特有のホルモンバランスの乱れによる不調対策として、また肌トラブルや肥満対策として漢方を服用している友人も多く、一般用漢方製剤はドラッグストアで入手ができるため、自身の服用している漢方薬を取り扱っている店舗を常にチェックしているという友人もいました。中には漢方になじみがなかったが、コロナ禍に服用し、そのまま定着したという友人や、アレルギー性鼻炎(花粉症)をきっかけに服用を始めた友人、小児用漢方を子供に服用させているという友人など、ここ数年、周囲での漢方の広がりを感じています。
1,875億円とされる医療用漢方製剤の2023年度市場規模において、国内シェア82.4%を占めるツムラ。今年4月に施行された薬価改定や、円安の影響による為替差益などの追い風に乗り、予想される通期の大幅な営業増益、最高益更新を実現し、さらなる市場規模拡大に寄与するのか、注目しています。
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。