大ヒットで“有終の美”となるか
2024年も残りわずか、そんな年の瀬に気になっているのが20日に公開される映画「【推しの子】-The Final Act-」です。推しの子は、原作赤坂アカ氏、作画横槍メンゴ氏による2020年から先月まで週刊ヤングジャンプで連載されていた累計発行部数2,000万超えの人気漫画。23年にはアニメ化され知名度が急上昇、YOASOBIが書き下ろしたオープニング主題歌「アイドル」は米国ビルボード・グローバル・チャートで首位を獲得するなど国内外で大ヒットを記録しました
そんな【推しの子】がAmazonと東映(9605・P)による実写映像化プロジェクトとして、11月末からAmazon Prime Videoにて全8話のドラマシリーズとして配信開始。その続きの物語が映画「【推しの子】-The Final Act-」として公開されることが決定。実写化が発表された際には、その注目度の高さからSNS(交流サイト)上に賛否コメントが溢れていました。
かくいう私も原作愛読者で、初めてティザービジュアルを見た際には「これじゃない…」と落胆したのですが、いざ見始めると原作への深い敬意と高い解像度、熱量に驚かされ、気付けばノンストップで全8話見終わっていました。原作のクライマックスがこれまた激しく賛否を巻き起こした作品だけに、映画で描かれるクライマックスも気になり、今週末のチケットを手配しました。
東映一社出資の「【推しの子】-The Final Act-」。昨年の邦画ではアニメ作品を中心にヒット作と言われる興収10億円超えが34作品となった東映は、今作を24年公開ラストのヒット作品とすることができるのか、初動に注目しています。
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。