エターナルホスピタリティG(3193・P)が3連騰。
21日の場中、大倉忠司代表取締役社長CEOの長男で、人気タレントの大倉忠義さん(40)と初めてコラボレーション企画を行うと発表。忠義さんファンの来店が期待されることが材料となった。
エターナルホスピタリティGの主力の焼き鳥店「鳥貴族」は、忠義さんの生まれた1985年に創業。同じ40周年を迎えるため、「忠義さんに満を持してコラボ企画を依頼したところ、快諾いただいた」という。
忠義さん監修の数量限定メニューは、本人をイメージした「グリーン」を取り入れ、色鮮やかに盛り付けたもの。また、忠司社長と忠義さんの親子対談動画を5月1日に鳥貴族アプリで公開。85年に創業した1号店の俊徳店(東大阪市)を同日、期間限定で復活させる。
忠司社長は「創業から2週間後に生まれた息子が、40年という節目の年に、俊徳店の復活を提案してくれたことで、今回のコラボが実現した。これから先も、1人でも多くのお客さまに喜んでいただきたい、幸せになっていただきたいという思いのもと、世界一の外食企業を目指していく」とコメントしている。
今7月期の業績予想は新規出店や堅調な既存店売上高の一方、原材料費高騰もあり、8.2%増収、6.5%営業減益の見通し。3月にはビール類の仕入れ値上昇や5月の鳥貴族全店の値上げ(全品370円→390円)を織り込んで、業績予想を下方修正した。親子のコラボレーションで、既存顧客のファン化や新規顧客獲得が進むことが期待される。(HS)
※速報版は最終的な校了前の紙面記事です。今後、修正等が入る場合があります。