東証は2022年大納会を12月30日に開催。セレモニーでは、日本証券取引所グループ・清田瞭CEO(最高経営責任者)の挨拶に続いて、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が話題の脚本家・三谷幸喜氏(写真)と、「9年ぶりの首相出席」として急遽決まった岸田文雄首相が打鐘を行った。三谷幸喜氏は「古畑任三郎」などで知られる日本を代表する売れっ子脚本家。岸田首相は資産所得倍増を掲げ、NISA大幅拡充・恒久化を主導した。
22年相場を振り返れば、大発会の日経平均510.08円高でスタートしながらも、翌5日が年間高値となり、2月のロシアによるウクライナ侵攻を機に下放れて、3月上旬には2万5,000円を割り込む場面もあった。その後は米国金融政策の行方を巡る思惑に振り回される形で、レンジ内での騰落を繰り返した。10月に1ドル=151円台を付ける急激な円安と、日銀政策修正も交えた一転しての円高展開も大きな話題を集めた。(K)