コロナ禍から自炊する機会が増えたものの、疲れて帰った日に栄養バランスを考えながら調理するのは面倒、誰か作ってくれないものか、と愚痴っていると見かねた男友達が日清(日清食品HD、2897・P)の「完全メシ」を教えてくれました。

完全メシは、最新フードテクノロジーを駆使することで「日本人の食事摂取基準」で設定された33種類の栄養素をバランスよ摂取できる商品を展開する新ブランド。パッケージには大きく「管理栄養士9割推奨!」と書かれています。

5月末に発売された第一弾は「カレーメシ 欧風カレー」「豚辛ラ王 油そば」「大豆グラノーラ」「グリーンスムージー」「バナナスムージー」。既に完全栄養食品(公的機関が策定した食事摂取基準に基づき、1食に必要な栄養素がすべて必要量以上含まれる食品)を取り入れている友人もいましたが、カレーメシや、油そばは初めて聞きました。

男友達も、パッケージ的にも意識高い系と思われることなく購入でき、何より手軽に美味しく栄養バランスがとれるので、昼食用に会社にストックしているそうです。早速グリーンスムージーを飲んでみましたが、酸味と爽やかな甘みが美味しく、ドロリとした濃厚食感は腹持ちも良さそうで、これは夏バテの朝にピッタリだと即購入しました。

2024年には国内146億円、世界規模では27年に63億米ドルに達すると予測される完全栄養食市場。健康的な食品・飲料へ需要が高まる中で、安藤徳隆社長の宿願「おいしい完全食」は「日清食品の完全栄養食プロジェクト」において実現されるのか、完全メシの今後とともに注目しています。