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概況/米国市場2025年1月11日

1月10日の米国株式市場は下落。雇用統計とミシガン大学調査の期待インフレ率が影響

1月10日の米国株式市場は下落。
12月の雇用統計で非農業部門の雇用者数は前月比25万6千人増加と市場予想の16万人増加を大きく上回った。
1月のミシガン大学消費者信頼感指数は73.2と12月の74.0と市場予想の73.9を下回った。そして、1年先の期待インフレ率は3.3%と、前月の2.8%から上昇した。
利下げ期待の後退と金利上昇で米国株は売られた。
エヌビディアやAMD、アップル、オラクルが売られ、ネットフリックスも安い。
ロサンゼルス近郊で7日以降に起きた山火事は少なくとも6カ所で発生し、1万以上の建物が焼失した。保険金支払いの拡大が不安視され損害保険のトラベラーズは下落した。

デルタエアラインズは決算が好感され上昇した。

NYダウ工業平均は前日比696ドル(1.63%)安の41,938ドル。ナスダック総合指数は前日比317ポイント(1.63%)安の19,161。S&P500指数は前日比91ポイント(1.54%)安の5,827。

NYダウ採用銘柄はトラベラーズ、ゴールドマン・サックス、アメリカン・エキスプレスなどが売られ、シェブロンやウォルマート、ホームデポは買われた。上昇は4銘柄、下落は26銘柄。

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