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概況/米国市場2024年1月12日

1月11日の米国株式市場は序盤に売られたが終盤もみ合い水準に戻した

1月11日の米国株式市場は、12月の消費者物価の上昇を受け、序盤に売られたが、終盤もみ合い水準に戻した。
12月の消費者物価指数は前年同月比で3.4%上昇と11月の3.1%上昇と市場予想の3.2%上昇を上回ったため、早期利下げ観測が後退した。
ただ、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁がインフレ率が2%の目標に向かっていると確信すれば、利下げを開始するとの認識を示したことや、米国で30年債入札が好調だったため、金利が低下したため、米国株も持ち直した。

セールスフォースはアナリストによる投資判断引き上げが好感された。

ナスダックではエムビディアは小幅だが6日続伸となったが、テスラは売られた。

NYダウ工業平均は前日比15ドル(0.04%)高の37,711ドル。ナスダック総合指数は前日比0.5ポイント(0.00%)高の14,970。S&P500指数は前日比3ポイント(0.07%)安の4,780。

NYダウ採用銘柄はセールスフォース、ナイキ、トラベラーズなどが買われ、ベライゾンやウォルグリーン、ボーイングなどは売られた。上昇は15銘柄、下落は15銘柄。

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