TOP  NSJショートライブ  概況/米国市場  1月12日の米国株式市場でNYダウは下落、S&P500とナスダックはもみ合い
概況/米国市場2024年1月13日

1月12日の米国株式市場でNYダウは下落、S&P500とナスダックはもみ合い

1月12日の米国株式市場でNYダウは下落、S&P500とナスダックはもみ合い。
医療保険のユナイテッドヘルスは第4四半期決算で、医療費の保険支払いの割合を示すメディカルケア・レシオ(医療費率)が予想よりも高かったため売られた。

ボーイングは12日に「737MAX9」の側壁の一部が飛行中に吹き飛んだ事故を受け、連邦航空局の長官が「過去にも製造上の問題があり、こうした状況が続いている」「他にも製造上の問題があると確信している」と語ったため、売られた。

ウェルズ・ファーゴは2024年通期の純金利収入が前年比7~9%減少する可能性があるとしたため下落した。

米英がイエメンの反政府勢力「フーシ」の軍事拠点を攻撃したことを受けて、原油先物は小幅高となり、石油株が買われた。

ナスダックではテスラが4日続落。中国で生産する2つのモデルの価格を引き下げた。世界最大規模の中国EV市場全体の成長が鈍化する中、さらなる値下げに拍車をかける可能性があると警戒されている・

エムビディアは7日ぶりに小反落。

マイクロソフトが時価総額でアップルを抜き、約2年ぶりに世界首位に返り咲いた。
マイクロソフトは出資先の米オープンAIが運営する対話型AI(人工知能)「ChatGPT(チャットGPT)」の技術を幅広い自社製品に投入していることが追い風となっている。
それに対して、アップルはiPhoneの販売低迷の懸念で株価が伸び悩んでいる。

NYダウ工業平均は前日比118ドル(0.31%)安の37,592ドル。ナスダック総合指数は前日比2ポイント(0.02%)高の14,972。S&P500指数は前日比3ポイント(0.08%)高の4,783。

NYダウ採用銘柄はユナイテッドヘルス、ウォルグリーン、ボーイングなどが売られ、IBMやベライゾン、シェブロンなどは買われた。上昇は15銘柄、下落は15銘柄。

関連記事