1月14日のNYダウは続伸、ナスダックは5日続落。
12月の卸売物価指数は前年同月比3.3%上昇と市場予想の3.4%増を下回ったため買いが入った。
ただ、翌日に消費者物価指数の発表を控えているため一時下落に転じた場面もあった。
JPモルガン・チェースやセールスフォースが買われた。
イーライリリ―は10~12月期の暫定売上高がアナリスト予想に届かなかったため売られた。肥満症治療薬と糖尿病治療薬の売り上げが予想を下回った。
ナスダックではテスラは、オランダの公務員年金がイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の報酬パッケージに同意できないことなどから保有株を全て売却したことが報じられ下落した。
エヌビディアとメタプラットフォームズが安い。
量子コンピューター関連のリゲッティ・コンピューティングは反発。
NYダウ工業平均は前日比221ドル(0.52%)高の42,518ドル。ナスダック総合指数は前日比43ポイント(0.23%)安の19,044。S&P500指数は前日比6ポイント(0.11%)高の5,842。
NYダウ採用銘柄はキャタピラー、3M、シャーウィン・ウィリアムズなどが買われ、ボーイングやメルク、ナイキなどは売られた。上昇は19銘柄、下落は11銘柄。