1月19日の米国株式市場は続伸。NYダウは1月2日に付けた最高値(3万7,715ドル)を上回り、S&P500は2022年1月3日に付けた最高値(4,796)を2年ぶりに更新した。
ナスダックの過去最高値は2021年11月19日の1万6,057で、まだ及ばず。
メタ・プラットフォームズがAIを活用した製品の開発を加速させる方針で、年末までにエヌビディアからGPU(画像処理半導体)「H100」を約35万枚を調達し、他のサプライヤーからの調達分も含めると、年末までに約60万枚のGPUを確保することになると報じられた。
これを受けて、エヌビディアとAMDが買われた。
スーパー・マイクロ・コンピューターはデータセンター向けAIサーバーが好調で、上期予想を上方修正したため急騰した。
NYダウ工業平均は前日比395ドル(1.05%)高の37,863ドル。ナスダック総合指数は前日比255ポイント(1.70%)高の15,310。S&P500指数は前日比58ポイント(1.23%)高の4,839。
NYダウ採用銘柄はトラベラーズ、インテル、IBMなどが買われ、ユナイテッドヘルスやウォルグリーン、コカコーラなどが売られた。上昇は25銘柄、下落は5銘柄。