1月2日のNYダウは4日続落、ナスダックは5日続落
週間の新規失業保険申請件数が21万1千件と前週の改定値から9千件減り、市場予想の22万2千件を下回ったため、米国株主要3指数は序盤に反発したもの、買い一巡後は弱含んだ。
アップルが中国の新年セールで、昨年9月に発売した最新のiPhone16も値引き対象だったため、売られ、投資家心理を悪化させた。
米国ではブラックフライデーなどの大型セールでも新機種は値引き対象外で、日本の初売りセールでもiPhone 16は対象外になっている。
ファーウェイなどの中国メーカーが台頭しているため、中国ではアップルが苦戦しているいことが警戒された。
ボーイングとナイキが下落し、ウーバー・テクノロジーズは上昇。
ナスダックではテスラは、2024年の世界販売台数が前年比1%減の178万9226台だったことで売られた。中国の比亜迪(BYD)の2024年のEV販売はテスラを下回ったが、10~12月期ではテスラを超えた。
NYダウ工業平均は前日比151ドル(0.36%)安の42,392ドル。ナスダック総合指数は前日比30ポイント(0.16%)安の19,280。S&P500指数は前日比13ポイント(0.22%)安の5,868。
NYダウ採用銘柄はボーイング、ナイキ、アップルなどが売られ、エヌビディアやシェブロン、マクドナルドなどは買われた。上昇は10銘柄、下落は19銘柄。