1月7日の米国株式市場は下落し、NYダウは続落、ナスダックは3日ぶりに反落。
12月のISM非製造業景況指数が54.1と11月の52.1と市場予想の53.3を上回った。
需要の増加に伴い、投入コストが上昇したため、インフレ圧力からFRBによる利下げが遠のくという見方で金利が上昇し、米国株は売られた。
エヌビディアはCEOが講演を行ったが、利益確定の売りで下落したことも指数に響いた。
新製品のRTX50シリーズGPUや、Blackwellが現在フル生産中であることの発表があったが、ロボット工学や自律走行車などの話は長期にわたるものなので、株価が最高値を更新したこともあり、コールオプション(買う権利)に大量の売りが出た。
テスラはBofAが「Buy」→「Neutral」に下げた。
パランティア・テクノロジーズが安い。
NYダウ工業平均は前日比178ドル(0.42%)安の42,528ドル。ナスダック総合指数は前日比375ポイント(1.89%)安の19,489。S&P500指数は前日比66ポイント(1.11%)安の5,909。
NYダウ採用銘柄はエヌビディア、アマゾン、ベライゾンなどが売られ、3Mやジョンソン&ジョンソン、シェブロンなどが買われた。上昇は15銘柄、下落は15銘柄。