10月1日の米国株式市場は反落。
イスラエルが9月28日にレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラ本部を空爆し、ヒズボラ指導者を殺害した。そして、10月1日にはレバノンの国境付近にある複数の集落で、ヒズボラを排除するための限定的な地上侵攻を開始したと発表した。
これに対して、ヒズボラを支援しているイランが報復措置として、10月1日にイスラエルに向けて180発を超える弾道ミサイルを発射した。
イランのイスラエル直接攻撃は4月以来2回目。
中東情勢を受けて、リスクオフからNYダウは一時384ドル安となった。
ヘルスケア関連のヒューマナが売られ、ディズニーやデルが安い。
一方、エクソン・モービルや軍需産業のロッキード・マーチンは買われた。
ナスダックではエヌビディアやマイクロソフトが下落。
NYダウ工業平均は前日比173ドル(0.41%)安の42,156ドル。ナスダック総合指数は前日比278ポイント(1.53%)安の17,910。S&P500指数は前日比53ポイント(0.93%)安の5,708。
NYダウ採用銘柄はインテル、アップル、マイクロソフトなどが売られ、シェブロンやボーイング、メルクなどは買われた。上昇は11銘柄、下落は19銘柄。