10月26日の米国株式市場は続落。
7~9月期の実質GDPは前期比年率換算で4.9%増となり、市場予想の4.3%増を上回ったが、グーグルの親会社アルファベットやテスラ、フェイスブックの親会社であるメタ・プラットフォームズがいずれも決算発表以降に株価が低迷していることが影響した。
ナスダック上場のメタ・プラットフォームズは2024年のリアリティラボ(拡張・仮想現実)が製品開発や先行投資によりさらに赤字が拡大する見通しを示したことで続落となり、投資家心理が悪化した。
マスターカードは10~12月期について慎重な見通しを示したことで売られた。
一方、IBMは7~9月期決算で売上高がアナリスト予想を上回ったことで買われた。
ナスダックではテスラやエヌビディア、メタ・プラットフォームズ、マイクロソフトが売られた。
NYダウ工業平均は前日比251ドル(0.76%)安の32,784ドル。ナスダック総合指数は前日比225ポイント(1.76%)安の12,595。S&P500指数は前日比49ポイント(1.18%)安の4,137。
NYダウ採用銘柄はマイクロソフト、ナイキ、アップルなどが売られ、IBMやベライゾン、メルクなどは買われた。上昇は8銘柄、下落は22銘柄。