10月5日の米国株式市場は保ち合い。
週間の失業保険申請件数が20万7千件と市場予想の21万件を下回ったため、労働市場の強さから利上げ警戒で序盤は売られた。
だが、週間の石油在庫統計でガソリン在庫が市場予想以上に増えたため、原油安となり、インフレ加速懸念が緩和したため、金利が低下し、米国株は持ち直したが、翌日の雇用統計の発表を控え、小幅安でのもみ合いとなった。
コカコーラやGMが売られ、イーライリリーやディズニーは買われた。
ナスダックでは電気自動車メーカーのリビアン・オートモーティブは転換社債の発行を発表し大幅安となった。
エヌビディアは続伸。
NYダウ工業平均は前日比9ドル(0.03%)安の33,119ドル。ナスダック総合指数は前日比16ポイント(0.12%)安の13,219。S&P500指数は前日比5ポイント(0.13%)安の4,258。
NYダウ採用銘柄はコカコーラ、ダウケミカル、キャタピラーなどが売られ、ディズニーやメルク、ユナイテッドヘルスなどは買われた。上昇は15銘柄、下落は15銘柄。