ウクライナは11月19日に米国製長距離ミサイルでロシアを初攻撃したのに続き、20日は英国製の長距離ミサイルを使用した。
20日のNYダウは値下がりで推移していたが、終盤に買戻しが入り、5日ぶりに反発した。
医薬品のイーライリリーや医療保険のユナイテッドヘルスといったディフェンシブ株が買われた。

ディスカウントストアのターゲットは通期見通しを下方修正したことで急落した。

エヌビディアの8～10月期決算は売上高が前年同期比1.9倍の350億8,200万ドル(約5.5兆円)、最終利益は2.1倍の193億900万ドルで、共にアナリスト予想平均を上回った。
生成AIのデータ処理などを行うデータセンター向けの売上高が2.1倍の約308億ドルと好調だった。
11～25年1月期の売上高見通しは約375億ドル(プラスマイナス2％)とした。アナリスト予想平均は371億ドルだったが、最高は410億ドルだったため、時間外取引で下落した。

ナスダックは3日ぶりに反落。

NYダウ工業平均は前日比139ドル(0.32％)高の43,408ドル。ナスダック総合指数は前日比21ポイント(0.11％)安の18,966。S＆P500指数は前日比0.1ポイント(0.00％)高の5,917。

NYダウ採用銘柄はユナイテッドヘルス、アムジェン、IBMなどが買われ、ホームデポやビザ、JPモルガン・チェースなどが売られた。上昇は18銘柄、下落は12銘柄。