11月6日の米国株式市場は大幅続伸となり、主要3指数が最高値を更新。
米国大統領選挙でトランプ前大統領の返り咲きが確実となり、インフレ圧力が高まるという見方や規制緩和が進むという期待も意識され、金融株が買われた。
減税への期待で景気敏感株のキャタピラーも上昇したが、対中関税の引き上げが警戒され、中国で生産している部分もあるナイキやP&Gは売られた。
トランプ候補を支援してきたイーロン・マスク氏はトランプ政権で大きな恩恵を受けるという見方から、運営するテスラが急騰した。
一方、関税引き上げへの警戒から欧州株は下落した。
NYダウ工業平均は前日比1,508ドル(3.57%)高の43,729ドル。ナスダック総合指数は前日比544ポイント(2.95%)高の18,983。S&P500指数は前日比146ポイント(2.53%)高の5,929。
NYダウ採用銘柄はゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェース、キャタピラーが上昇率上位で、ナイキとホームデポ、P&Gは売られた。上昇は19銘柄、下落は11銘柄。