12月14日の米国株式市場は6日続伸となった。
11月の小売売上高が前月比0.3％増と、市場予想の0.1％減に反して増加したことが好感された。
中盤に利益確保の売りで主要3指数は反落した場面もあったが、押し目買いですぐに切り返した。
バンク・オブ・アメリカはオデオン・キャピタルが投資判断を引き上げたことで買われた。
反面、イーライ・リリーは下落。

米運輸省道路交通安全局がテスラの自動運転支援システム「オートパイロット」の誤用防止対策は不十分と判断したことを受けて、テスラは200万台以上を対象とするリコール(無料の回収・修理)を届け出たが株価は上昇した。

アドビは通期の売上高見通しがアナリスト予想に届かず下落した。

NYダウ工業平均は前日比158ドル(0.43％)高の37,248ドル。ナスダック総合指数は前日比27ポイント(0.19％)高の14,761。S＆P500指数は前日比12ポイント(0.26％)高の4,719。

NYダウ採用銘柄はキャタピラーやゴールドマン・サックス、シェブロンなどが買われ、ユナイテッドヘルスやP＆G、マイクロソフトなどが売られた。上昇は16銘柄、下落は14銘柄。