12月15日の米国株式市場でNYダウとナスダックは7日続伸となった。S&P500指数は保ち合い。
NY連銀のウィリアムズ総裁は、FOMCで利下げについてそれほど議論したわけではないと述べ、金利を3月にも引き下げることを考え始めるのは早すぎると釘を刺した。
アトランタ連銀のボスティック総裁も来年第3四半期には利下げを開始できると発言し、早期の利下げ開始には同意しなかった。
これらを受け、米国株は反落したが、押し目待ちの買いが入り持ち直した。
NY証券取引所ではボーイングとオラクルが買われた。
ナスダックではブロードコムが好調を継続し、コストコは安価な食料品と生活必需品の売れ行きが好調で、第1四半期(9~11月)決算がアナリスト予想を上回ったため上昇した。
NYダウ工業平均は前日比56ドル(0.15%)高の37,305ドル。ナスダック総合指数は前日比52ポイント(0.35%)高の14,813。S&P500指数は前日比0.3ポイント(0.01%)安の4,719。
NYダウ採用銘柄はボーイング、インテル、セールスフォースなどが買われ、ベライゾンやジョンソン&ジョンソン、マクドナルドなどが売られた。上昇は14銘柄、下落は16銘柄。