12月21日の米国株式市場は反発。
第3四半期のGDPの確報値は年率換算で前期比4.9%増と、改定値の5.2%増から下方改定された。
第3四半期のPCEコアデフレータ(物価指数)も前期比年率2.0%上昇と前回予想の2.3%上昇から下方修正され、市場予想の2.3%上昇も下回った。
こうしたGDPの下方修正とインフレ鈍化を受けて、利下げ期待が意識された。
ファイザーやセールフォース、カーニバルが高い。
ナスダックでは半導体のマイクロン・テクノロジーの12月~2月期(第2四半期)の売上高見通しがアナリスト予想を上回ったことで買われ、AMDやインテルの株価にも好影響を与えた。
NYダウ工業平均は前日比322ドル(0.87%)高の37,404ドル。ナスダック総合指数は前日比185ポイント(1.26%)高の14,963。S&P500指数は前日比48ポイント(1.03%)高の4,746。
NYダウ採用銘柄はインテル、セールスフォース、ウォルグリーンなどが買われ、値下がりはシスコシステムズとアップルだけだった。