12月27日の米国株式市場は下落した。
トランプ次期大統領の関税引き上げと移民規制強化はインフレ圧力を強め、減税は財政赤字を拡大させるという見方から、長期金利が上昇した。
米国株は利益確定の売りが出て、NYダウは6日ぶりに反落した。
量子コンピューターのイオンキューに利食い売り。
肥満治療薬のイーライリリーや小売りのウォルマート、中古車売買のカルバナが売られた。
ナスダックは続落。テスラとエヌビディア、パランティア・テクノロジーズが続落となり、クオンタム・コンピューティングは反落。
パラダインAIは初の小型ドローン自律追跡飛行で重要な開発マイルストーンを達成したと発表したことで買われた。
NYダウ工業平均は前日比333ドル(0.77%)安の42,992ドル。ナスダック総合指数は前日比298ポイント(1.49%)安の19,722。S&P500指数は前日比73ポイント(1.21%)安の5,964。
NYダウ採用銘柄はエヌビディア、マイクロソフト、アマゾンなどが売られ、ボーイング、シェブロン、コカコーラは下落を免れた。上昇は3銘柄、下落は27銘柄。