12月30日の米国株式市場は年末を控え、利益確定の売りが出て、NYダウは続落となり、一時728ドル安となった。
12月29日に韓国の格安航空会社(LCC)済州(チェジュ)航空機は、務安(ムアン)国際空港で着陸に失敗し、炎上し179人が死亡した。
事故機はボーイング「737-800」型機なので、韓国国土交通省は米国と合同で韓国にある同型期の101機について独別点検すると発表したため、ボーイングが売られた。
肥満症治療薬のイーライリリーやソーシャルプラットフォームのレディットが下落した。
エヌビディアは、イスラエルのスタートアップ企業Run:aiの買収が完了したことで小反発となった。
ナスダックは3日続落。テスラやマイクロストラテジー、パランティア・テクノロジーズが安い。
NYダウ工業平均は前日比418ドル(0.97%)安の42,573ドル。ナスダック総合指数は前日比235ポイント(1.07%)安の19,486。S&P500指数は前日比63ポイント(1.07%)安の5,906。
NYダウ採用銘柄はナイキ、ボーイング、P&Gなどが売られ、エヌビディアは小反発。上昇は1銘柄、下落は29銘柄。