2月12日のNYダウは反落、ナスダックは保ち合い。
1月の消費者物価は前年同月比3.0%上昇し、市場予想の2.9%上昇を上回った。
FRBによる利下げ期待が後退し、主要3指数は下落したが、トランプ大統領がロシアのプーチン大統領と電話会談し、ウクライナでの戦争を終結させるための協議を開始することで合意したことで下げ幅を縮めた。
エヌビディアとアマゾンが続落となり、ウクライナ停戦協議合意で原油先物が下落したため、エクソンモービルが売られた。
人工知能(AI)関連のアップスタート・ホールディングスが買われた。
GMはCEOのメアリー・バーラ氏が、トランプ大統領がカナダとメキシコからの輸入品に対して脅かしている北米の関税を最大50%軽減できると考えていると発言したことをCNBCが報じたことで上昇した。
NYダウ工業平均は前日比225ドル(0.50%)安の44,368ドル。ナスダック総合指数は前日比6ポイント(0.03%)高の19,649。S&P500指数は前日比16ポイント(0.27%)安の6,051。
NYダウ採用銘柄はキャタピラー、ホームデポ、アマゾンなどが売られ、ボーイング、アップル、コカコーラなどが買われた。上昇は14銘柄、下落は16銘柄。