2月18日の米国株式市場は金利上昇を受けて後半に売られたが、半導体関連に買いが入り、取引終了にかけて戻した。
S&P500は1月23日以来の最高値更新。
インテルが大幅高。台湾のTSMCがインテルの工場の運営権取得を検討しているという報道や、ブロードコムがインテルの半導体設計とマーケティング事業買収で協議しているという報道が注目された。
スーパー・マイクロ・コンピューターやマイクロン・テクノロジーが高い。
メタ・プラットフォームズは1月17日から2月14日まで20連騰となっていたが、19日は21日ぶりに反落した。
1月29日の決算発表で、今年は同社の人工知能(AI)アシスタントが業界で最も幅広く使用されるようになる「非常に大きい年」になると語り、AI関連プロジェクトに最大650億ドルを投じる計画と発表したことや、トランプ政権に恭順を示したため恩恵を受けることも期待されていた。
NYダウ工業平均は前日比10ドル(0.02%)高の44,556ドル。ナスダック総合指数は前日比14ポイント(0.07%)高の20,041。S&P500指数は前日比14ポイント(0.24%)高の6,129。
NYダウ採用銘柄はナイキ、ハネウェル、ゴールドマン・サックスなどが買われ、ユナイテッドヘルスやホームデポ、マクドナルドなどが売られた。上昇は21銘柄、下落は9銘柄。