2月20日の米国株式市場は反落。
ウクライナでゼレンスキー大統領と米トランプ政権でウクライナ特使を務めるケロッグ氏が会談を行ったが、ゼレンスキー大統領が米国への希少な鉱物資源供与に合意しなかったため、共同記者会見はアメリカ側が拒否して行われなかった。
ウォルマートは通期見通しがアナリスト予想を下回ったため売られた。
ラトニック商務長官がトランプ政権の外国歳入庁プログラム下で、クルーズ船運行会社が税金を支払うことになるだろうと述べたため、ロイヤル・カリビアン・クルーズやカーニバルが下落した。
高値圏にあったゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースは利益確定の売りに押された。
ナスダックでは、米国の軍事支出を今後5年間で8%削減する計画を受け、パランティア・テクノロジーズは続落となった。
NYダウ工業平均は前日比450ドル(1.01%)安の44,176ドル。ナスダック総合指数は前日比93ポイント(0.47%)安の19,962。S&P500指数は前日比26ポイント(0.43%)安の6,117。
NYダウ採用銘柄はウォルマート、JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックスなどが売られ、メルクやアムジェン、ベライゾンなどが買われた。上昇は13銘柄、下落は17銘柄。