先週掲載された記事の中から、人気記事トップ5をランキング形式でご紹介。
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【第1位】
日産自S高 「ホンダと統合」で話題席巻 エフィッシモ、オアシス、そして鴻海も…(2024年12月18日)
「ホンダ・日産統合へ」…。18日付日本経済新聞の14版報道が市場の話題をさらった。救済される側の日産自動車(7201・P)が投機筋の買い戻しを交えて一気にストップ高。前日、2020年5月以来の安値に売られていた分、反騰のバネが効いた格好だ。「将来的に合流することも視野に入れる」とされた三菱自動車(7211・P)も後場、ストップ高まで買われた。思惑が飛び火した格好で日産車体、KYB、ヨロズ、FCCが高値更新。トヨタなども含め自動車株は総じて堅調で、業種別指数は「輸送用機器」が33業種中上昇率トップ。一時4.0%安のホンダ(7267・P)のみ蚊帳の外の様相となった。
師走に日産が話題を集めたのは2019年12月29日のカルロス・ゴーン元社長逃亡劇以来約5年ぶり。報道に対し、日産自は午前8時40分、三菱自も同9時30分にリリースを開示したが、「当社が発表したものではありません」「様々な検討を行っていますが、現在決まっていることはありません」などほぼ同じ文面で、限りなく追認に近い「否定コメント」となった。<続きはコチラ>
【第2位】
明暗 住友不VS東急不 株価に効くのは自社株買いか…(2024年12月17日)
不動産各社の株価が明暗を分けている。
17日の勝ち組となったのは住友不動産(8830・P)。「5日続伸」のもと「11月12日以来の戻り高値」に買われた。
16日引け後、800万株(発行済み株式の1.69%)を上限とする自社株買いを発表。長らく実施してこなかっただけに「従来予測しておらず、サプライズだった」(野村証券)とされる。従業員に対する勤続功労株式報酬制度導入に伴うものだが、野村はまた「自社株が割安との判断のもと、株式を活用した従業員の報酬制度を導入」「従業員が株価を従来以上に強く意識しながら、業績向上に取り組む方向にある」などと高評価を寄せる。<続きはコチラ>
【第3位】
新規上場紹介 黒田グループ 12月17日 スタンダード 前身は黒田電気 ニッチ市場向け電子部品の製造に強み(2024年11月18日)
黒田グループ(287A)が12月17日、東証スタンダードに上場する。同社の前身は東証1部に上場していたエレクトロニクス商社、製造業の黒田電気。2018年3月、独立系ファンドのMBKパートナーズグループの傘下に入り、非公開化された。20年4月に黒田グループに商号変更、新たなガバナンス体制を整備、事業強化のための再投資、人材の確保・育成などを継続的に実施し、安定的な事業運営を実現。新規上場により、さらなるガバナンス強化、事業の持続的な成長、継続的な企業価値向上を目指す方針。
黒田グループは持株会社で製造事業と商社事業を行っている連結子会社29社(製造13、商社15、管理会社1)で構成されている。<続きはコチラ>
【第4位】
2025 ソフト・IT・DXサービス 視界良好 DX、AIが牽引 親子上場にも関心(2024年12月17日)
ソフトウエア・ITサービス関連セクターは国内の根強いDX(デジタルトランスフォーメーション)需要に支えられ、好調な一年だったが、2025年に向けて、さらなる活躍が期待できそうだ。
足元の調査でも当面の見通しは明るい。16日に全容が明らかになった日銀短観(12月調査)では24年度のソフトウエア投資計画(全産業+金融機関)が堅調なことが確認された。9月調査から小幅の下方修正となったものの、前年比13.5%増と引き続き高水準の伸びをキープしている。製造業では化学、食料品、機械、自動車など、非製造業では通信、電気・ガス、金融業などで意欲的な投資が続く見込みだ。情報サービスのDIは12月プラス14、3月がプラス11となっている。<続きはコチラ>
【第5位】
AI関連強し 米ブロードコム好決算 2025年も引き続き中核テーマに(2024年12月16日)
米国発のAI関連銘柄の上昇が日米のハイテク株を押し上げている。今週は17~18日にFOMC(米連邦公開市場委員会)、18~19日にかけては日銀政策決定会合が開催される“中銀ウイーク“。米国は利下げ実施、日本は利上げ見送りとの見方で市場のコンセンサスは固まりつつあるようだが、焦点はその次の会合に移っており、会合終了までは大きなポジションは取りづらい。
こうしたなか、気を吐いているのがAIサービス拡大の恩恵を受ける企業だ。13日にはコンピューターネットワーク、通信ネットワーク向けの半導体を手掛ける米国のブロードコム(AVGO)が好決算を発表、株価は時間外取引で前日比24%高の急伸となり、上場来高値を更新した。関連のハイテク株にも買いが波及、NYダウが7日続落となるなか、ナスダック総合指数、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)などが堅調に推移した。<続きはコチラ>