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その他2025年3月12日

★週間人気記事ランキング【3/3~3/7】記事無料公開中

先週掲載された記事の中から、人気記事トップ5をランキング形式でご紹介。
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【第1位】

欧州関連株、一斉に上昇 巨額の防衛費でユーロ高に マキタは昨年来高値(2025年3月6日)
ウクライナ情勢などでトランプ米大統領が欧州諸国に負担を求めていることもあり、各国の財政支出拡大への期待から欧州各国の株価が史上最高値圏で推移している。独DAXは年初来15.2%高、英FTSE100は7.2%高と軒並み上昇。一方、日経平均株価は6日、286円高の3万7,704円と続伸したとはいえ、年初来で4%近く下落している。米S&P500もトランプ大統領就任後はさえず、欧州株が日米に大差をつけている。6日は日本市場でも、マキタ(6586・P)が昨年来高値を更新するなど、欧州関連銘柄が動意づいた。

独政府は4日、防衛費増額のために財政ルールを緩和する法案を、連立協議中の与野党で合意したと発表した。2月の総選挙で防衛費増額に反対する極右政党などが伸長したため、新議会が始まる前のスピード合意となった。独では財政赤字を一定以下に抑えるために国債発行が制限される「債務ブレーキ」が行われているが、合意案ではGDP比1%を超える国防費は対象外とし、大幅な増額が可能となる。<続きはコチラ

【第2位】

アシードHD 雌伏期を経て成長路線に復帰 河本大輔社長に聞く(2025年3月3日)
飲料周辺事業一筋で半世紀余。自動販売機運営管理と飲料製造を両輪とするアシードHD(9959・S)が近年、長らくの雌伏期を脱して“新たな成長路線”を歩み始めた。その号砲とも言えるのが、前3月期の「23年ぶり経常利益10億円超え」だ。今期は第3四半期累計期間(4~12月期)では減益ながら、残り3カ月の巻き返しで、連続2ケタ増益での着地を目指す。来期以降に向けても、伸び盛りの飲料製造は好採算の自社ブランド戦略を強化、再編の時代に入った自販機運営も独立系の強みを生かしたアライアンスなどで勝ち組としての地盤を固め、他にも海外投資など様々な布石が打たれている。苦難の時期を乗り越えてきた同社の河本大輔社長(写真)に、これまでの事業の流れや今後の展望などについて話を聞いた。

――そもそもの会社設立は1972年とか。

「父である先代社長の時代の話だが、その前にココア粉末を扱う会社が『チクロショック』(当時主流の甘味料使用禁止)で倒産を余儀なくされてからの再起だ。<続きはコチラ

【第3位】

私の尻馬投資法 第342回 グローバル・ワンに注目(2025年2月26日)
知り合いがスイス旅行をした。ジュネーブ空港で水を買った。お決まりのエビアンだ。500ミリリットル1,000円だ。エビアンはスイスのレマン湖のほとりにあるリゾート地だ。その水の採取地は空港からわずか50キロメートルだ。湧いている水をくんでペットボトルに入れて50キロメートル運ぶだけで1,000円だ。

東京でエビアンを買うとしよう。同じサイズで170円だ。東京のエビアンはスイスよりも安い。東京のエビアンはエビアンで採水をしていないのだろう。それでも成分は同じはずだ。つまりほぼ同じものだ。その価格差が約6倍だ。アービトラージ(裁定取引)が働くだろう。東京でエビアンを買い、スイスで売りだ。輸出しても良いだろう。東京のエビアンの価格は上がり、スイスでは下がるはずだ。

日本の物価は安過ぎる。今どきランチが1,000円でおなか一杯食べられる先進国はない。エビアンやランチ代の事例だけではない。あらゆるもので海外との価格差がなくなるまで日本の物価上昇は続くのだろう。<続きはコチラ

【第4位】

防衛費さらに拡大か 米トランプ政権後押し IHI、川重35年ぶり高値(2025年3月5日)
トランプ米大統領に振り回される展開が続く世界の株価。日本時間の5日午前、議会で行った2期目の施政方針演説は無事通過し、日経平均株価は87円高の3万7,418円と反発した。

中でも注目されるのは防衛費。ウクライナ情勢をはじめ地政学リスクが高まる中、トランプ政権の同盟国への負担増を求める姿勢が強まっている。4日の米議会公聴会にあたっては、国防次官候補のコルビー氏が日本の防衛費について、「(現状の計画の)2027年にGDP比2%では不十分。可能な限りすぐにGDP比3%に引き上げるべき」と主張したことが報じられた。

日本政府は27年度に防衛費を約8.9兆円とし、海上保安庁の費用やサイバー対策費と合わせて11兆円規模にする計画。<続きはコチラ

【第5位】

検証!「急落直後の日経平均」 “日経レバ”利用の超短期戦術など(2025年3月3日)
週明け3日の日経平均は629.97円高の急反発。といっても今年最大の下げ幅となった週末2月28日の1,100.67円安に対する戻り率は57.2%にとどまるが、ひとまず落ち着きを取り戻してきた。米国株の動きに一喜一憂し、特に急落展開では過剰反応に陥りがちなのが昨今の東京市場。表①の通り、今年に入って日経平均の下げ幅が500円を超えたのはこれで6回目となるが、うち4回は翌日に相応の戻りを演じており、続落となった2回も100円未満の小幅安にとどまる。短期的には、蛮勇を振るって逆張り買いに動いた向きに軍配が上がったことになる。これは果たして“偶然”のことなのか…。

興味深いのは、この6回の下落日全てで、日経平均の下落率がTOPIXの下落率を大きく上回っていることだ。28日はTOPIX1.98%安に対し、日経平均2.88%安、その前の25日はTOPIX0.43%安に対して日経平均1.39%安――といった具合。<続きはコチラ