3月12日のNYダウは3日続落、ナスダックは3日ぶりに反発。
2月の消費者物価が市場予想を下回ったことは好感されたが、EUとカナダの報復関税を受け、NYダウは一時423ドル安となった。
台湾のTSMCがインテルの工場を運営することになる合弁事業への出資を、エヌビディアやAMD、ブロードコムに打診したと報じられた。
これを受け、インテルやエヌビディア、AMD、ブロードコムが買われ、NYダウは一時上昇した場面もあった。
だが、関税引き上げの応酬が警戒され、取引修了にかけて下落した。
ナスダックは前日比マイナスになることはなかったが、序盤に上げ幅を縮めた後、TSMCのニュースで買われた。
テスラが上昇。
一方、ペプシコはジェフリーズが「Hold」に下げた。
アメリカン航空は業績予想を下方修正したため売られた。
NYダウ工業平均は前日比82ドル(0.20%)安の41,350ドル。ナスダック総合指数は前日比212ポイント(1.22%)高の17,648。S&P500指数は前日比27ポイント(0.49%)高の5,599。
NYダウ採用銘柄はP&G、ウォルマート、マクドナルドなどが売られ、エヌビディアやボーイング、セールスフォースなどは買われた。上昇は11銘柄、下落は19銘柄。