3月20日の米国株式市場は3日続伸し、主要3指数は最高値を更新した。
FOMCは政策金利を5.25%~5.5%に据え置いた。FOMCメンバーによる政策金利見通しの中央値は2024年末が4.625%で昨年12月と同じままだったため、今年は0.25%の利下げが3回実施されるという予想に変更はなかった。
今年の利下げが2回に減るという懸念が後退したため、米国株は買われた。
メキシコ料理チェーンのチポトレ・メキシカン・グリルは1株を50株にする株式分割を発表したことで買われた。
バイデン政権が自動車の排ガス規制を強化したことを受けて、電気自動車のテスラが買われた。
エヌビディアは続伸となったが、AMDは続落となり、スーパー・マイクロ・コンピュータは5日続落となった。
NYダウ工業平均は前日比401ドル(1.03%)高の39,512ドル。ナスダック総合指数は前日比202ポイント(1.25%)高の16,369。S&P500指数は前日比46ポイント(0.89%)高の5,224。
NYダウ採用銘柄はボーイング、アメリカン・エキスプレス、3Mなどが買われ、シェブロンとジョンソン&ジョンソンが下落した。上昇は28銘柄、下落は2銘柄。