3月26日の米国株式市場でNYダウは反発していたが、取引終了にかけて期末を控えた持ち高調整の売りが出て、小幅だが3日続落となった。29日が聖金曜日の祝日となることも影響した。
モルガン・スタンレーでは、最近の株高を受け、年金は従来の資産配分レベルに戻すために世界の株式を
約220億ドル(約3兆3,300億円)売り、債券を170億ドル買う必要があると推計している。
宅配大手のUPSは2026年の売上高見通しを示したが、市場では達成困難と受け止められ大幅安となった。
ナスダックも取引終了にかけて売られ小幅続落。エヌビディアは7日ぶりに反落した。
テスラは運転支援システム「フルセルフドライビング」を米国内のテスラ車所有者に1カ月間無償提供すると発表し販売促進が期待された。
NYダウ工業平均は前日比31ドル(0.08%)安の39,282ドル。ナスダック総合指数は前日比68ポイント(0.42%)安の16,315。S&P500指数は前日比14ポイント(0.28%)安の5,203。
NYダウ採用銘柄は3M、ボーイング、ナイキなどが売られ、ユナイテッドヘルス、ハネウェル、ディズニーなどは買われた。上昇は12銘柄、下落は17銘柄。