3月4日の米国株式市場は続落。
メキシコやカナダに対する関税と両国から報復関税で世界経済への悪影響が警戒され、リスク回避の動きから下落した。
世界経済の悪化リスクからバンク・オブ・アメリカやJPモルガン・チェース、シティグループ、ゴールドマン・サックスといった金融株が売られ、ボーイングも安い。
テスラは上海工場からの2月の出荷台数が前年同月比49%減の3万688台だったことで売られた。
一方、中国のBYDの販売台数は前年同月比161%増の31万8000台超と大幅に伸びた。
台湾のTSMCが米国工場に1000億ドル(約15兆円)を追加投資する計画を発表した。
エヌビディアの半導体製造パートナーなので供給量拡大につながるという見方でエヌビディアは反発した。
NYダウ工業平均は前日比670ドル(1.55%)安の42,520ドル。ナスダック総合指数は前日比65ポイント(0.35%)安の18,285。S&P500指数は前日比71ポイント(1.22%)安の5,778。
NYダウ採用銘柄はボーイング、3M、アメリカン・エキスプレスなどが売られ、エヌビディアやユナイテッドヘルス、IBMなどは買われた。上昇は6銘柄、下落は24銘柄。