3月6日の米国株式市場は反落。
ラトニック商務長官が、トランプ大統領は、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)に準拠した製品全てについて、カナダとメキシコへの関税を延期する可能性が高いと発言したため、下げ幅を縮めた場面があった。
しかし、関税の経済に対する悪影響が警戒されているため買いは続かず、再び下向きとなった。
テスラはドイツで2月の販売台数は1,429台と前年同月比76%減のだったことで売られた。
マスクCEOが、ドイツの2月の総選挙で「ドイツのための選択肢(AfD)」を含む欧州の極右政党を支持していることが販売への打撃となったとみられる。
ネットフリックスやマーベル・テクノロジーが安い。
ベッセント財務長官がウクライナでの停戦につながるのであれば、米国はロシア産エネルギーへの追加制裁も辞さないと述べたため、エクソン・モービルとシェブロンが買われた。
NYダウ工業平均は前日比427ドル(0.99%)安の42,579ドル。ナスダック総合指数は前日比483ポイント(2.61%)安の18,069。S&P500指数は前日比104ポイント(1.78%)安の5,738。
NYダウ採用銘柄はエヌビディア、ゴールドマン・サックス、アマゾンなどが売られ、ベライゾンやユナイテッドヘルス、シェブロンなどが買われた。上昇は11銘柄、下落は19銘柄。