4月14日の米国株式市場は続伸。
FRBのウォラー理事が講演で「大規模関税」と「小規模関税」の2つのケースについて話し、もし景気減速が深刻化し、リセッション(景気後退)の脅威さえある場合には、政策金利を従来想定より早く、かつ大幅に引き下げる方向を支持することになるだろうと述べた。
これを受けて、金利が低下し、米国株は買われた。
パランティア・テクノロジーズは、NATOがAI搭載軍事システムを調達したことで上昇した。
トランプ大統領が関税政策について自動車メーカーの一部を支援する何らかの方法を検討していると発言したため、フォードとGMが物色された。
NYダウ工業平均は前日比312ドル(0.78%)高の40,524ドル。ナスダック総合指数は前日比107ポイント(0.64%)高の16,831。S&P500指数は前日比42ポイント(0.79%)高の5,405。
NYダウ採用銘柄はアムジェン、トラベラーズ、アップルなどが買われ、ユナイテッドヘルス、アマゾン、JPモルガン・チェースなどが売られた。上昇は21銘柄、下落は9銘柄。