4月16日の米国株式市場は続落。
欧州では半導体露光装置のASMLが、1~3月期の受注でアナリスト予想を下回ったことで売られた。
米国ではエヌビディアが新たな対中輸出規制で下落し、AMDも連れ安した。
パウエルFRB議長の講演を受けて米国株は下げ幅を拡大。
「経済が減速するにつれて、失業率はおそらく上昇する。関税の影響が経済に浸透するにつれて、インフレも上昇する可能性が高い」と述べた。
市場が急落した場合に介入する「FRBプット」があるかとの質問に対し、「説明を添えてノーと言うつもりだ」と答えた。
NYダウは一時974ドル安の3万9,394ドルとなった。
ボーイングは小反発。ロシアはウクライナ停戦が実現した場合、凍結された資産の一部を使ってボーイングの航空機購入を許可するよう米国に要請した。
NYダウ工業平均は前日比699ドル(1.73%)安の39,669ドル。ナスダック総合指数は前日比516ポイント(3.07%)安の16,307。S&P500指数は前日比120ポイント(2.24%)安の5,275。
NYダウ採用銘柄はエヌビディア、アムジェン、アップルが売られ、トラベラーズとボーイング、シェブロンは買われた。上昇は5銘柄、下落は25銘柄。