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概況/米国市場2024年6月8日

6月7日のNYダウは4日ぶりに反落、ナスダックは続落

6月7日のNYダウは4日ぶりに反落、ナスダックは続落。
5月の雇用統計で非農業部門の雇用者数は前月比27万2千件増で、市場予想の19万人増を大きく上回った。
時間当たり平均賃金も前年同月比4.1%上昇と市場予想の3.9%上昇を上回った。

利上げ開始時期が遅れるという見方から主要3指数は下落して始まった。
その後は雇用増加による景気へのプラス面も考慮され、上昇に転じたが、長くは続かず、上げ幅を縮め、NYダウは終盤に再び下落した。

ゲームストップは第1四半期の売上高が大幅減となり赤字決算だったことや株式売出も発表したため大幅安となった。

ウォルマートは利益確保の売りに押された。

ナスダックではエヌビディアが小幅続落。
アップルは10日に開催する世界開発者会議で、AI(人工知能)に関する戦略発表が期待され買われた。

NYダウ工業平均は前日比87ドル(0.22%)安の38,798ドル。ナスダック総合指数は前日比39ポイント(0.23%)安の17,133。S&P500指数は前日比5ポイント(0.11%)安の5,346。

NYダウ採用銘柄はユナイテッドヘルス、ウォルマート、マクドナルドなどが売られ、3Mやトラベラーズ、JPモルガン・チェースなどが買われた。上昇は15銘柄、下落は15銘柄。

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