7月15日のNYダウは4日続伸し、最高値を更新。
トランプ前大統領への銃撃事件で共和党支持者の結束が高まることや同情票も集まるため、当選した際のトランプ政策の減税や規制緩和の実現性が期待された。
ただ、関税引き上げによるインフレ圧力は警戒され、金利が上昇したため、NYダウは4万351ドルの取引時間中の高値からは上げ幅を縮めた。

JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株が高いが、ナイキやボーイングは売られた。

ナスダックは続伸。テスラは続伸となったが、エヌビディアは小反落。
トランプ・メディアが大幅高。
トランプ氏は浮動票を取り込もうと仮想通貨を支持する姿勢を示していて、トランプ氏が勝利する確率が上昇したため、ビットコインが大幅高となり、コインベースが買われた。

NYダウ工業平均は前日比210ドル(0.53％)高の40,211ドル。ナスダック総合指数は前日比74ポイント(0.40％)高の18,472。S＆P500指数は前日比15ポイント(0.28％)高の5,631。

NYダウ採用銘柄はキャタピラー、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースなどが買われ、ナイキやボーイング、ベライゾンなどが売られた。上昇は16銘柄、下落は14銘柄。