7月23日の米国株式市場は反落。
テスラとアルファベットの決算や、25日の4~6月期GDPと26日の6月の個人消費支出(PCE)デフレーターの発表を控え、様子見姿勢となった。
宅配のUPSは、新型コロナ禍のEコマースブーム後の需要低迷と人件費高騰を受け、4~6月期決算がアナリスト予想を下回ったため大幅安となった。
GMは4~6月期決算がアナリスト予想を上回り、通期予想を上方修正したが、利食い売りが優勢となった。
ボーイングは日本航空から「787-9」を10機受注し、さらに10機をオプション契約としたことで買われた。
ナスダックではテスラが反落。取引終了後に発表した4~6月期決算はアナリスト予想を下回ったため、時間外取引でも下下落した。
一方、アマゾンは買われた。
NYダウ工業平均は前日比57ドル(0.14%)安の40,358ドル。ナスダック総合指数は前日比10ポイント(0.06%)安の17997。S&P500指数は前日比8ポイント(0.16%)安の5,555。
NYダウ採用銘柄はディズニー、マクドナルド、ナイキなどが売られ、ボーイングやアマゾン、トラベラーズなどが買われた。上昇は12銘柄、下落は18銘柄。