7月27日の米国株式市場でNYダウは14日ぶりに反落した。
メタ・プラットフォームズの決算や4~6月期GDP、週間失業保険申請件数、6月の耐久財受注と中古住宅仮契約指数を受けて、NYダウは一時125ドル高となったが、高値警戒感から利益確定の売りが出た。
好調な経済指標を受けて、金利が上昇したため高PER銘柄のテクノロジー株がられ、ITサービスのサービスナウやAI関連のシースリー・エーアイが売られた。
バイオ医薬品のアッヴィは通期業績予想を上方修正したことで買われた。
ナスダックは続落。メタ・プラットフォームズは買われたものの、テスラやマイクロソフト、ネットフリックスが安い。
NYダウ工業平均は前日比237ドル(0.67%)安の35,282ドル。ナスダック総合指数は前日比77ポイント(0.55%)安の14,050。S&P500指数は前日比29ポイント(0.64%)安の4,537。
NYダウ採用銘柄はハネウェルインターナショナルやアメリカン・エキスプレス、ベライゾンなどが売られ、ダウケミカルやIBM、マクドナルドなどは買われた。上昇は9銘柄、下落は21銘柄。