7月8日のNYダウは反落。S＆P500とナスダックは5日続伸。
NYダウは続伸して始まったが、9日と10日にFRB議長の半期に一度の金融政策に関する議会証言、11日には6月の消費者物価の発表が控えているため、様子見姿勢から反落した。

ナイキやセールスフォースは売られたが、コーニングは生成AI(人工知能)向けの新たな光接続製品が好調で、4～6月期の業績見通しを引き上げたため買われた。

ナスダックではエヌビディアやAMD、スーパー・マイクロ・コンピュータ、ブロードコムやインテルなどの半導体関連が買われた。
半導体関連の展示会の「セミコンウエスト」がサンフランシスコで7月9日から11日にかけて開催されるため、物色された。

NYダウ工業平均は前日比31ドル(0.08％)安の39,344ドル。ナスダック総合指数は前日比50ポイント(0.28％)高の18,403。S＆P500指数は前日比5ポイント(0.10％)高の5,572。

NYダウ採用銘柄はナイキ、セールスフォース、ビザなどが売られ、インテルやホームデポ、トラベラーズなどが買われた。上昇は15銘柄、下落は15銘柄。